久野和楽会(渡部束子会長)では、9月11日久野交流センターで8名が参加し、講師に大東総合センター保健福祉課の伊藤由紀子保健師さんを迎え健康教室を開催いたしました。
健康体操の後、今日からできる!心の健康づくりについてお話を聞きました。
心の健康の維持・増進には、自分が受けているストレスを正確に理解し、柔軟に受け止めて、
上手に解消するという、ストレスの対応能力を高めることがろポイント。自分なりの対処方法を
みにつける。
ストレスを柔軟に受け止めよう
*ストレスの原因を突き止める
*原因がわかったら、その問題を解決する方法をいくつか考える
*実行しやすい解決方法を選び、実行してみる
*その結果、うまくいったらその方法を続ける。そうでなければ、もう一度考え直して別の方法
で行う。
ストレスの対処方法
〇 寝る前の入浴、音楽を聴く、散歩をするなど、自分がいちばんリラックスできる方法を見つ
ける。
〇熱中できる趣味をもったり、旅行などで気分転換をする。
〇運動や食生活は、体の健康ばかりでなく、心の健康にも大きく影響する。適度な運動、規則
正しい栄養バランスのとれた食生活を心掛ける。
〇睡眠不足は疲労感をもたらすばかりでなく、情緒を不安定にし、適切な判断を鈍らせるなど
ストレスを増す方向に作用するので、十分な睡眠を心がける。
〇腹式呼吸を行うと、ストレスの解消に効果がある。
家族みんなでコミュニケーションを大切にしよう!
〇言うとき
「おはよう」「お帰りなさい」。挨拶上手は、家庭を明るくする。感謝の気持ちは「ありがとう」
〇聞くとき
相手の答えを自分で言ってしまったり、返事をしなかったりするとコミュニケーションは深ま
りません。話し終わるまで聞くことが大切。
〇見るとき
話しかけているのに、新聞やTV に目を向けないで、話しているときは、やさしい目つきで
相手の目を見る。話しやすい雰囲気をつくる。
慎むこと
非難し合う。一方的にいう。途中で口を挟む。返事をしない。適当にうなずく。小言を言う。
威圧的な態度。
ストレスの解消には笑いがいちばん
人は笑うと、イライラやむかつきなどマイナスの感情が薄らぐ。笑いには自律神経のバラス
スをよくし、心の緊張をほぐす働きがあるから、
家族みんなで笑っておしゃべりしたり、テレビを見たりして、笑いの効果を取り入れよう。
以上伊藤保健師さんのお話の一部分を紹介します。